長福寺の方丈記

2014年2月アーカイブ

復旧の1週間

先々週、先週末と大雪に見舞われた各地の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

関東に住んでいる私達は、なかなか知る機会がなかったのですが、

大雪の被害によってライフラインが止まってしまい、

生活に支障をきたすどころか、命の危険にさらされることもあることを各報道によって初めて知り、

これは大変なことだと痛感いたしました。

雪国と違って、大雪に対する備えがととのっていないのですね。

 

長福寺では、この週末でもまだ雪が残っております。

ご法要を予定されていらっしゃる檀家様は、早々と墓地の状況の確認にいらしてます。

寺側としては、雪による被害がないか各所の点検や、駐車場、本堂・客殿の空調の室外機回り、参道など公道的な場所の雪かきなどにおわれた1週間となりました。

見回りの結果、大雪の被害で、本堂の欄干と、本堂の雪よけが破損しており、こちらはこれからの修理となります。

また、大雪の被害とは関係ないのですが、以前より予定されていた長福寺ホールの和室の床下修理工事もこの1週間でいたしました。

大雪からの復旧や、床下工事等、メンテナンスの1週間となりました。

 

先週末と同様、今週末も雪に覆われた朝を迎えました。

今週末の方が、積雪量が多く、本堂前の風の吹きだまりでは、30cmを超える積雪となっていました。

曹洞宗の開祖、道元禅師様は

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて涼しかりけり」と詠まれています。

日本の四季はそれぞれに美しく、それらのあるがままの姿が真実であるということでしょう。

冬には、冬の過ごし方があります。

今年の冬は、思いっきり冬を味わいたいと思っています。

ソチオリンピック 

ソチオリンピックが始まり、毎日熱戦が繰り広げられています。

日本人選手の活躍を見たくて、寝不足の方々も多いのではないかと思います。

深夜の電力消費量も上昇していると話題になっていました。

ここまで練習に励み、4年に一度の晴れ舞台に照準を合わせてきた選手ばかりだと思うのですが、

本番で実力どおりの力が発揮ができず、残念な思いをしている選手もいらっしゃいます。

彼らは、みな「オリンピックの晴れ舞台という雰囲気にのまれてしまった、思う以上に緊張した」といいます。

無理もないことだと思います。

充分な準備をしてきても「平常心」を保つことがいかに大切か、彼らの言葉にその心が表れているように思います。

普段の練習以上の結果を本番で望むのは厳しいのだと思います。

スポーツのみならず全てにおいて「平常心是道びょうじょうしんこれどう」を心がけ、

今、目の前にあることに真摯に取り組み毎日を大切に生きる、

何事が起きても常に冷静に事にあたれるように鍛錬する

そんなことを眠い目をこすりながらオリンピックを見てあらためて感じました。

 

雪かき

早朝、雨戸を開けると、やはり予報どおり雪景色が広がっていました。

見とれてる場合ではありません。

今日は御法要に坐禅会・ご相談のお檀家様のお約束が目白押しです。

朝のお勤めを済まし、朝食もそこそこに庭に出て雪かきを始めました。

一週間前から用意しておいたスコップや融雪剤を使って、石屋さんの応援もえて、参道を雪かきし整えました。

9時ごろからは、雪かきのスピードよりも降る雪の量の方が上回っているようでかいてもかいても、

融雪剤をまいてもまいても効果がなかなか見られなくなりました。

が、今日のご法事やご来山の方々に支障がない程度に仕上げ、今日のところはいったん終了いたしました。

長福寺は、参道が坂道なので、危険がないようにとても気を使います。

今日は、ご法要も坐禅会も無事に終えることができてほっといたしました。

まだ、雪は降り続き、風もいっそう強くなってまいりました。

明日もご法要があります。

早起きして、雪かきが待っています。

0209-1.jpg

おもてなし

昨年、「おもてなし」という言葉は、東京オリンピック・パラリンピック招致の際に女性キャスターによって世界に向かって発信され、日本人の心を表すものとして世界が注目し、流行語にも選ばれましたね。

「おもてなし」は、「もてなす」という言葉に丁寧語の「お」を付けた言葉で、客人に対しての待遇や、物事に対する取り計らいを表す意味があります。

茶道の千利休は、「利休七則」の中で、『主人は、お客様を万全の態勢でお出迎えし、心地良い場を提供する』としています。

お寺にご法要や諸用でご来山された方々が少しでも心が和んでいただければと思っています。

客殿の床の間や、ホールにも季節の生け花を設えてあるのは、皆様を「おもてなし」する気持ちです。

ゆっくりご覧になって花のこころを感じてみて下さい。

ikebana1.jpg

ikebana2.jpg

立春

暦の上では、今日から春ですね。

しかし、昨日の暖かさが嘘のように朝から寒い一日となりました。

 

昨日は、午前中は、まだ残っていた前日のご法要の後片付けをしながら大掃除をし、

午後からの「節分会」に備えました。やはり気温が高いと体もよく動きます。

すっかり整ったご本堂で午後から、節分会のお経を唱え、

その後、東堂、弟子たちと「鬼は外、福は内」の掛け声とともに福豆をまきました。

邪気を払い無事に春の訪れを願ったのですが、お天気は、どうも思い道理にはならないようですね。

 

今日は、雪の予報がでていましたので、雪かき用のスコップや長靴、さらには融雪剤の用意をしたりなどと慌ただしくしておりました。

夕方になると、雨がみぞれに変わり、5時の鐘つきの頃には、完全に雪模様になり

これは、明日の朝は、大変なことになったと思っておりましたが、30分もしないうちに雪は小やみになり、直ぐにやんでしまいました。

肩すかしをくらったようですが、ほっともいたしました。長福寺は坂道の上にあるので、道路の雪は、すっかりなくなっても、いつまでも伽藍の周りは雪だらけで、お参りの方のために参道の雪かきをしなければなりません。

春とは名ばかりで、明日からも、まだ、気温が低い日が続くようです。

今週末には、また雪の予報がでているようです。

用意した雪かきの用意はそのままにしておこうと思っています。

 

カテゴリ

アーカイブ