長福寺の方丈記

東京大空襲から69年

今日3月10日は69年前に東京大空襲があった日です。

終戦の年、1945年(昭和20年)になると、米軍のB29爆撃機の空襲は

全国の都市に拡がり50万人以上の人々が犠牲になりました。

特に東京は、終戦を迎えるまでに130回の空襲を受けました。

3月10日未明に始まった東京大空襲は、300機を超えるB29爆撃機が来襲、

東京の下町を中心に2時間に及ぶ爆撃を続け2000トンの焼夷弾を投下

折からの強風の影響もあっておよそ40平方キロの市街地を焼き尽くしました。

この日一日で焼失家屋は27万戸、被災者100万人、死者は推定10万人といわれています。

 

この日のことを今年、85歳になった長福寺の東堂はよく覚えていると言います。

長福寺が位置するこの横浜市都筑区は東京からも程近い距離にあります。

まだ学生だった東堂は3月10日の未明、相模湾方面から北上する数多くのB29爆撃機の姿を記憶しており、その後、東京方面の夜明け前の暗い空が見たこともないような真っ赤な色で燃えるようで身震いする思いだったと話しています。

米軍の空襲の目的は、非戦闘員に恐怖を与え、日本国民の戦意を喪失させるためだったとされています。

戦後69年を経た今、戦時中のことを父から聞く時、改めて戦争の無意味さを感じぜずにはいられません。

お亡くなりになられた犠牲者の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

                                                   合掌


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