長福寺の方丈記

天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)

天上天下唯我独尊=天にも地にも我一人

この言葉は、お釈迦様がお生まれになられたとき、四方に七歩づつ歩き、

右手で天を左手で地を指して唱えられたというお言葉です。

この世に個として存在する私達ひとりひとりは、唯一無二の尊い存在であるということを意味しています。

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この写真は、本日、本堂の花御堂(はなみどう)にまつられた、お釈迦様のお生まれになられた時の姿「誕生仏」です。

今日は朝早くから花御堂に境内の桜や椿を供え、朝一番に煎れた甘茶を金属の盆に入れ、その真ん中に誕生仏をおまつりいたしました。

そして、お釈迦様のお誕生を祝う儀式を行い、柄杓で誕生仏に甘茶をかけました。

この甘茶は、ユキノシタ科の植物でヤマアジサイの一変種の「アマチャ」を煮出してつくります。

今日は、お墓参りにいらしたお檀家さん、学校帰りの小学生、お墓掃除の方々が甘茶をお釈迦様にかけ、その後、甘茶を飲んでいらっしゃいました。

かつて、ジュースなどの甘い飲み物がなかった頃、甘茶はご馳走であって、世話人さんの中には、幼少の頃、花まつりにお寺に甘茶をもらいに行くのが楽しみだったとお話しして下さいました。

 

 

 


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