長福寺の方丈記

2014年7月アーカイブ

昨日28日、恒例の大施食会が終わりました。

日中の暑さも前日より少しおさまり、本堂には涼しい風が入っていました。

毎年、大勢のお檀家様のお焼香がありますが、

昨日も平日にもかかわらず300名を超える方々のお参りがございました。

 

法話をしていただいた方丈様

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御本堂様の正面に設えられた施餓鬼棚にご先祖様、今年新たに仏様になられた御霊、

そして、万物諸々の精霊をお迎えしてご供養いたしました。 お供えした祝膳

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入堂する住職                        

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ご随喜いただいた近隣御寺院の方丈様方 

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法話・法要と席をつめて静粛に御参加されたお檀家様

ご協力に心より感謝いたします。

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施餓鬼棚にお焼香に向かうお檀家様

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御随喜いただきましたご寺院様、御参詣いただきましたお檀家様、誠に有難うございました。

役員様をはじめ、お手伝い下さいました皆様に支えられまして、

本年も無事に大施食会法要を終えることができました。

心より御礼申し上げます。

明日は大施食会

明日28日は、当山の大施食会です。

ここまで猛暑が続く毎日でしたが、当日を迎えるばかりに準備が整いました。

施食会のご供養は、自分を取り巻く全ての生き物に物心両面で施し、

恵みを与え、親切にする布施行で、慈悲の心がなければできません。

また、私たち人間は、他の生命をいただいて生きてゆかなければなりません。

そこで、施食会のご供養はご先祖様はもとより無縁の仏さま、

生きとし生けるものすべての生命に対し報恩・感謝の心で行われるのです。

明日の大施食会は、普段の私たちの毎日が慈悲や感謝の心をもって送ることができているか

自らを問い直す大切なご供養にしたいものです。

大暑

昨日、梅雨明けした関東地方は、二十四節気の一つ「大暑」の言葉どおり

大変暑い一日となりました。

大施食会の準備に大変慌ただしい日々を送っておりますが、

さすがに今日は、参道の坂の登りが体に厳しいと感じました。

夕飯もあまり進みませんでしたね。

ことわざに「心頭を滅却すれば火もまた涼し」というのがあります。

意味は、いかなる苦痛も心の持ち方ひとつで苦痛とは感じられなくなるということです。

梅雨明け十日の言葉通り、明日も良く晴れた暑い日になりそうですが、

このことわざを頭に入れて体調管理に気を付けながらあらゆる作務に励もうと思います。

大施食会まで一週間

境内にセミの声が聞こえるようになりました。

大施食会までいよいよ一週間。

この3連休は、今夏に新盆を迎えるお檀家様の御法要が多く営まれています。

このお檀家様方も28日の施食会の卒塔婆の申し込みや、お盆のお棚の準備など

新盆を迎える準備を整えていらっしゃるようです。

新盆は、亡くなって初めて迎えるお盆です。

亡くなった方への思いもまだまだ深い特別なお盆でもあります。

新盆は、そのような思いを大切にしてより丁寧に施食会法要を営みましょう。

 

施食会は、仏教の六道 地獄、畜生、餓鬼、修羅、人間、天、の中の餓鬼道の住人に

飲食の施しをすることが由来となって施食会・施餓鬼会と呼ばれています。

では、その施食会がどのようにご先祖様のご供養になるのでしょうか。

施食会の本来の目的の餓鬼に飲食を施す行為が功徳となって、

亡くなられたご父母様や御先祖様の御霊が

あの世で無事に過ごせるよう願うことに繋がるのです。

施食会という布施をする行為によって、餓鬼が救われ、御先祖様が成仏し、

自分自身もわかちあう心の大切さを学び救われるのです。

大施食会とお盆

今年も、大施食会、お盆の時節になりました。

大施食会とお盆は、同時期に行われますが、本来は、違うご供養です。

お施食会の目的は、あの世で苦しむ餓鬼に飲食を施すことです。

また、全ての生き物に対する感謝の法会でもあります。

大施食会は、ご先祖様のご冥福を心より願うとともに、

万物諸々に対する思いやりの心と感謝の気持ちを捧げるご供養なのです。

ですから、この法要は、いつ営んでもよいのです。

 

お盆は、1年に1度我が家にご先祖様がお帰りになられる日です。

お帰りになられるご先祖様を「迎え火」でお迎えし、お休みになられる「精霊棚」をつくり、

おもてなししたご先祖様をお送りする「送り火」などの行事を行います。

 

では、何故、お盆の時期に施食会がおこなわれるようになったのでしょうか。

それは、お盆の由来である、目連さま(もくれさま)が餓鬼道に落ちた母親を救った話と、

施食会の由来である、阿難さま(あなんさま)が餓鬼に施しをして救われた話が似ていることがひとつ。

もうひとつは、故郷のご実家に皆が集まるお盆の時期に

各家庭ではご先祖様をおもてなしする行事を行い、

お寺では施食会法要を営み、

その法要に家族・親戚皆でお寺に行って参加し、

お帰りになられているご先祖様があの世で苦しまないように願うという意味が込めらて

一緒の時期に行う地域が多いようです。

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