長福寺の方丈記

2014年9月アーカイブ

両祖忌

本日9月29日は、道元禅師様、瑩山禅師様、両祖大師の御命日です。

午前中にご供養を東堂と行いました。

午後からは、境内の作務をじっくりといたし、晩のお経の時間に合わせ

東堂、弟子とともに坐禅をし、充実の一日となりました。

また、9月29日は、地元の鎮守様、大熊杉山神社の祭礼の日でもあります。

杉山神社は、現在も長福寺にも御神体が祀られている

熊野権現様が合祀されている神社です。

午後に杉山神社に出かけ参拝させていただきました。

長福寺と熊野社

お中日(おちゅうにち)

明日9月23日は、秋分の日で秋彼岸のお中日です。

秋分の日は太陽が真東から昇り真西(極楽浄土の方角)に沈み昼と夜の長さがほぼ等しくなり、これを仏教の教えでは「中道ちゅうどう」といいます。 

仏教でいう中道は、その位置ではなく自由な立場のことを指します。

対立している極端な立場から離れて自由になることが中道です。

自分の行動や、心もちを冷静に見つめ、常に心を平安に保ち、中道の教えを守っていきたいものです。

彼岸会は、迷いと悩みのこちら側の岸から(此岸しがん)、

煩悩の河を渡り向こう岸(彼岸)に到ろうと仏道精進をする週間です。

彼岸という言葉は、インドの古い言葉で「パーラーミター」に由来します。

彼岸に到るための徳目、六波羅蜜(ろくはらみつ)の六つの徳目を修することが

到彼岸(パーラーミター)、悟りの世界へ渡る方法です。

六波羅蜜とは

・布施 ふせ   ‥‥‥ 心や物を人に与え分け合うこと

・持戒 じかい  ‥‥‥ 規律や約束を守り、慎むこと

・忍辱 にんにく ‥‥‥ 怒りや苦しみに耐えること

・精進 しょうじん ‥‥‥ 努力すること

・禅定 ぜんじょう ‥‥‥ 心を静め集中すること

・智慧 ちえ    ‥‥‥ 仏教の教えを学び、正しい判断をすること

 

この彼岸会は、日本独特の仏教行事で平安時代に始まり、江戸時代に庶民に広がりました。

日本は古来より、大自然、特に太陽の恩恵を受け、農作物を作り生活をしてきました。

ですから、太陽をとても大切にし豊作や農作業の安全を太陽に拝んできました。

また、春分・秋分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈む日です。

真西は、極楽浄土で仏様がいらっしゃる世界、彼岸で、ご先祖様もいらっしゃいます。

太陽を拝めば、真っ直ぐ仏様の世界を拝むことができる、

仏様との距離が最も近くなると考えたのです。

このように、日本人が古くから持っている太陽に対する信仰心と

祖先をまつる信仰心が一緒になって日本独特の仏教行事になっていったのです。

仏教は、インドで生まれ、中国を経て日本に伝わりましたが、日本で馴染んでいく間に、

日本の生活スタイルや信仰心と結びついて独自のものになっていったのですね。

この3連休中、長福寺では御法要が毎日営まれ、

また御法要や葬儀のご相談、仏壇や位牌の事に関するご相談など

三々五々お檀家様がご来山されていらっしゃいます。

 

今週土曜日からは、秋のお彼岸です。

この前のブログでも述べましたが、お彼岸は迷いと悩みのこちら側の岸から(此岸しがん)、

煩悩の河を渡り向こう岸(彼岸)に到ろうとするありがたい日で、

お悟りをひらかれた仏様に少しでも近づこうと仏道精進をする週間でもあるのです。

 

このありがたいお彼岸期間に、普段気になっていてもなかなか手が付けられなかったこと、

例えば、お墓の跡継ぎのことや、何とかしようと思っていても仕方がわからなかった御仏壇や御位牌のことなど、大きなことから、そうでもないことまで、

あらゆることをお墓参りがてら是非ともお寺にご相談にお立ち寄りになられてみてはいかがでしょう。

 

皆様のお気持ちに寄り添って、仏様にお仕えする立場からアドバイスをし、

一番良い方法を一緒に考えて参ります。

どうぞお気軽にお声かけください。

お檀家様ではない方のご相談もお受付しております。

9月20日から26日までは秋のお彼岸です。

長福寺でもたくさんのお墓参りの方々がお見えになります。

長福寺からのお知らせでも述べましたが

「彼岸」とはお悟りの世界のことで、到彼岸(とうひがん)の略した言い方です。

私たちの世界(此岸しがん)から

お悟りの世界(彼岸ひがん)に到るという意味です。

特に秋分の日であるお中日は、太陽が真東から昇り真西(極楽浄土の方角)に沈み

昼と夜の長さがほぼ等しくなります。

仏教では、この世を東、あの世を極楽浄土のある西としており、

太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。

迷いと悩みのこちら側の岸から、煩悩の河を渡り、向こう岸の仏様がいらっしゃる悟りの世界に少しでも近づこうとお墓参りをするのです。

菩提寺のご先祖様のお墓は、この世(此岸)とあの世(彼岸)をつなぐ大事な場所です。

ご家族そろってお彼岸にご先祖様のご供養をし、お墓参りをいたしましょう。

 

カテゴリ

アーカイブ