長福寺の方丈記

2015年5月アーカイブ

小満しょうまん

今日21日は24節気の小満です。

境内の木々の緑も色濃く威勢よく伸び、参道が少し狭まった感じさえします。

沖縄は既に梅雨に入りましたが、ここ関東地方は例年通り、6月上旬の予想が出ていました。

梅雨の前の清々しい天気が続く時期。

いろいろなものが身のうちに満ちあふれる時期でもあります。

何かを始めるには丁度良い季節かもしれません。

今週土曜日は坐禅会が開かれます。

ご関心をお持ちの方は、参加されてみてはいかがでしょう。

台風一過

昨日は、台風の影響で特に午後9時過ぎから、雨や風が強くなりました。

一変して本日は台風一過で朝から晴れ上がり午前中から気温も急上昇。

朝早くから本堂、客殿、庫裏と風を入れて空気の入れ替えをし、

夕べから気になっていた墓地を見回り、大きな被害が出ていないことを確認してほっとしました。

続いて、荒れてしまった境内庭園内の作務に入るという一日で時間があっという間に過ぎていってしまいました。

仏様にお仕えする日々、自然とふれあうことも多く季節の移り変わりを実体験しておりますが、

昨今は季節感を感じない生活が多くなってきているように思います。

そのような中、台風がきて自然の猛威を感ずると

やはり自分たちは自然とともに共存しているのだと今さらながら気づかされます。

今年は、すでに台風7号まで発生している模様です。

この先どのような夏になるのか見守っていきたいですね。

立夏

今日5月6日は24節気の立夏です。

今年の立夏はゴールデンウィークの最終日となりました。

特に、今年のゴールデンウィークは晴れの日が続き清々しい気候のもと家族でお墓参りにいらっしゃるお檀家さんも多くございました。

日本は季節の移ろいを楽しめる国ですが、特にこの季節は、もうすぐやってくる鬱陶しい梅雨やうだるような暑さの少し前の束の間のご褒美のような感じがします。

お寺では、この時期に、衣がえ(まさにお衣)をしたり、皆さんにお使いいただくお座布団や茶器を夏仕様にしたりなど忙しくしております。

境内では、新緑が濃くなり、ツツジや花ショウブが咲いてすっかり初夏の様子です。

折角の気持ちの良い気候に散歩に出掛けたり、スポーツを楽しんだりして

この季節を楽しみたいものですね。

年功序列と能力主義

お釈迦様は、遺言書ともいえる涅槃経の中で

「年功序列の社会のシステムは、権力主義につながる能力主義を防ぐものである」ということを

諭されていらっしゃいます。

このことがEテレで放送されていました。

僧侶の世界では、一日でも早く修行に上がったものが先輩になり、

それは、年齢やその人の能力には全く関係ないのです。

この教えは、無駄な権力闘争を防ぎ、組織を守っていくには大切なことなのだとあらためて思いました。

現代では、「年功序列」のシステムをどちらかというと否定的に捉えがちですが、

この教えの根本を考え精進の日々にしていきたいものです。

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