長福寺の方丈記

2015年6月アーカイブ

沖縄慰霊の日

沖縄戦終結の日から70年を迎えました。

今日6月23日は、各地で慰霊祭が行われました。

学生時代に沖縄戦について学びましたが、あらためて沖縄の方々のお話を聞くと

私達が知らなかった当時の悲惨な体験がたくさんあるのだと胸が痛くなりました。

戦争を体験した方々の高齢化が進み、この悲惨な記憶を次世代に語り継ぐことが

課題となっています。

戦争を知らない世代の私達は、日本の沖縄でわずか70年前に一般市民をまき込んだ

地上戦が繰り広げられた事実を自ら知るべきだと思うのです。

その姿勢が今後の日本の進むべき道を考えることに繋がっていくのだと思います。

 

沖縄戦で犠牲になられたたくさんの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。        

合掌

 

過去の記事から

沖縄慰霊の日2014年6月

夏至 御朱印帳について

今日6月22日は、24節気の夏至に当たります。

昼間が一年で一番長い日です。

夏に至ると書く「夏至」ですが、この日を過ぎると本格的な夏がやってくるといわれています。

 

さて、最近は御朱印ブームのようで、当山にも御朱印をいただきにいらっしゃる方が

多くなりました。

今日も、まだ新しい御朱印帳をお持ちの男性が訪ねて来られました。

御朱印を頂戴することは、そこのお寺さんとのご縁を結べた印でもあります。

一番大切なことは、お参りさせて戴くという有難い気持ちです。

その昔、そのお寺に写経を納めた証しとて受付印を押したのが現在の御朱印に繋がります。

観光地などで押す記念スタンプとは意味合いが違うものであり、お寺のお守りやお札と同様でご本尊様の分身なのです。

御朱印をいただくあなたの尊い修行の証にもなるのですから、大切にしたいものです。

 

 

この季節、弁天池の周りに咲く沙羅双樹の花(夏椿ナツツバキ)は、一日花で、朝開花し、夕方落下します。

「僅か一日の大切な命を悔いなく精一杯咲く」この花と、

「今日なすべきことを精一杯することが大切である』というお釈迦さまのみ教えは通ずるものがあります。

また、この花は平家物語の冒頭、「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわすにも描かれ、仏教の諸行無常の観念にも通じます。

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ナツツバキ ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木 日本原産

日本では、ナツツバキを仏教の聖樹、沙羅双樹(サラソウジュ)としていることが多いようです。

これはナツツバキの別名「シャラノキ」をインド原産のフタバガキ科の「沙羅双樹サラノキ」としたなどの説があります。

心を育てる

6月に入りました。

今年は、春が短く、いきなり夏が来てしまったかのような日が続きました。

長福寺の前を通る中学生の制服が夏服になっていて、衣がえが今さらのような気がしてしまいました。

また、今日から電気代も4.6%の値上がりをすることになったそうで、この夏のことを考えると頭が痛くなります。

さらに、今日から自転車の法規制が厳しくなりました。近所には自転車で出かけることもありますので、いろいろな場面に遭遇いたします。

乗り物は、大変便利ではありますが一つ間違えば、凶器となってしまいますので、これを機会にさらに安全運転を「心」がけたいものです。

 

「心」といえば当山にも日々、いろいろな方がおみえになります。

お話を伺っている時に思うことは、どのような心でお話をされているのだろうと少しでも心を知りたいと思います。

物事すべての関係は、それぞれの心によって作られると思うからです。

「心」はつかみどころがなく、わかりづらいうえにコントロールが難しいものです。

しかし、心=その人そのものなのですから、日々の生活で正しい行いを心がけ、自分自身の心を正しく育てることが大切だと感ずる今日この頃です。

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