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24節気の大書の今日、大施食会前の境内大掃除を行いました。
石材店様のご協力で7名の方々にお手伝いいただきました。
命にもかかわる酷暑の中、午前中早くにスタートし、夕刻5時過ぎまでかかって無事に作業を終えることができました。
おかげ様で、境内は、本堂、熊野社、客檀、東司、庭園と普段なかなか手が付けられないところまでピカピカに磨き上げられました。
お手伝いいただいた皆様には、毎回のことながら頭がさがり、感謝の気持ちでいっぱいです。
長福寺は、このようなご奉仕いただける皆さまによって支えられているということを忘れてはならないと改めて思います。
毎日続く酷暑の中、大施食会まで1週間となりました。
昨日まで、毎朝元気な小学生の声がしていましたが、今日は聞こえないので、気づきました。
今日からが夏休みなのですね。
本格的なセミの合唱が聞こえぬうちに酷暑の毎日になってしまっていたので既に夏休み期間と思ってしまっておりました。
さて、当山では、卒塔婆のお申し込みも増えいよいよ佳境に入ってまいりました。
来週は、大掃除も行われます。
気持ちを引き締めて、体調に気を付けながら、準備を進めたいと思っております。
関東地方も恵みの雨の季節を迎えました。
朝から降り続いた雨で境内の植物も瑞々しい雫を湛えていました。
その中の一つ夏椿が今年も清々しい花々を咲かせています。
日本では、夏椿を仏教の聖樹、沙羅双樹(サラソウジュ)としていることが多いようです。
これはナツツバキ別名「シャラノキ」をインド原産のフタバガキ科の「沙羅双樹サラノキ」とした説などがあります。
花は一日花で朝開花し、夕方落下します。
「僅か一日の大切な命を悔いなく精一杯咲く」この花と、「今日なすべきことを精一杯することが大切である」というお釈迦さまのみ教えは通ずるものがあります。
また、この花は平家物語の冒頭、「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」にも描かれ、仏教の諸行無常の観念にも通じます。
※沙羅双樹(サラノキが2本ずつだったので沙羅双樹)は、お釈迦さまが亡くなられたとき四方に植えられていて季節はずれの花を咲かせたことから聖樹とされています。
5月の爽やかな青空も長くは続かないようで、そろそろ雨の季節が迫っているようです。
世の中は、政治においてもスポーツにおいても腑に落ちないことが多いように思います。
先日某大学のスポーツ選手の単独謝罪会見を拝見いたしました。
過ちからの反省心、物事に真摯に取組む姿勢に一点の光明を見た気がいたしました。
これから社会に旅立っていこうとする若者を心から応援するとともに、
責任ある社会人として恥ずかしくない姿勢でいたいと思います。
昨日、南足柄市の大雄山最乗寺における開山忌において、朝課の後の開山忌献粥諷経(かいさんきけんしゅくふぎん)の焼香師を務めて参りました。
大雄山最乗寺は、当山の高祖父(祖父の祖父)寺に当たり、また大本山總持寺副貫首石附周行真如臺(しんにょたい)山主老師の自坊であられる群馬雙林寺は、当山の曽祖父(祖父の父)寺に当たります。さらに、真如臺山主老師におかれましては、一昨年11月3日に厳修致しました当山晋山式の西堂老師をおつとめいただきました
これらの法縁をいただき、今回の焼香師をお務めさせていただく運びとなりました。
大雄の峰々抱かれ、早朝の静寂の中で、荘厳な諷経の一端を荷えたことに感謝申し上げます。また、その後の真如臺山主老師導師の開山忌御正當、紀綱老師導師の歴住諷経に参列させて頂き、その流暢な導師進退に只々、感銘を受けた次第であります。
前日よりお世話になりましたが、細部に渡るまで行き届いた接待をいただき、真如臺山主老師、紀綱老師をはじめ、役寮の皆様方、大衆の皆様方、山内の皆様方にこの場を借りて御礼申し上げます。 合掌
献供
拈香法語
行道
真如臺老師(山主老師)と
明日18日から24日までは、春のお彼岸です。
長福寺では、彼岸会法要や福寿観音縁日が予定されております。
この彼岸会は仏道精進の期間でもあります。
また、お中日の春分の日は、昼と夜の長さが等しい日です。
自然の恩恵に感謝し、生物を慈しむ日でもあります。
生命の息吹を感ずるこの時節に、菩提寺やお墓にもお参りをし、ご先祖様に感謝の気持ちも新たにいたしましょう。
昨日2月15日の涅槃会は、東堂とともに法要を行いました。
涅槃とは、全ての煩悩がない安らぎの境地のことをいい、心の迷いがなくなった状態のことをいいます。
寒さはまだ続いておりますが、昼間の陽ざしは、暖かくなってきました。
境内も冬の様相から次第に早春の兆しがみえはじめました。
お日様の光がたくさん届いている時間帯に縮こまっている筋肉をほぐすように体を動かしてみるのもいいですね。
本日は節分会。
当山では午後より「節分会祈祷」を行ない豆まきをしました。
年に4回ある節分は季節の節目で、立春を前にしたこの節分は、その年の季節の節目としては一番最初の特に大切な日として、今でも豆まきをしたり、特別な食べ物をいただいたりと昔からの風習が伝わっております。