ナツツバキ(シャラノキ) ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木 日本原産。
日本では、ナツツバキを仏教の聖樹、沙羅双樹(サラソウジュ)としていることが多いようです。
これはナツツバキの別名「シャラノキ」をインド原産のフタバガキ科の「沙羅双樹サラノキ」としたなどの説があります。
花は一日花で朝開花し、夕方落下します。「僅か一日の大切な命を悔いなく精一杯咲く」この花と、「今日なすべきことを精一杯することが大切である』というお釈迦さまのみ教えは通ずるものがあります。
また、この花は平家物語の冒頭、「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」にも描かれ、仏教の諸行無常の観念にも通じます

