大雄山最乗寺献粥諷経(けんしゅくふぎん)厳修

 昨日、南足柄市の大雄山最乗寺における開山忌において、朝課の後の開山忌献粥諷経(かいさんきけんしゅくふぎん)の焼香師を務めて参りました。

大雄山最乗寺は、当山の高祖父(祖父の祖父)寺に当たり、また大本山總持寺副貫首石附周行真如臺(しんにょたい)山主老師の自坊であられる群馬雙林寺は、当山の曽祖父(祖父の父)寺に当たります。さらに、真如臺山主老師におかれましては、一昨年11月3日に厳修致しました当山晋山式の西堂老師をおつとめいただきました。

これらの法縁をいただき、今回の焼香師をお務めさせていただく運びとなりました。

大雄の峰々抱かれ、早朝の静寂の中で、荘厳な諷経の一端を荷えたことに感謝申し上げます。また、その後の真如臺山主老師導師の開山忌御正當、紀綱老師導師の歴住諷経に参列させて頂き、その流暢な導師進退に只々、感銘を受けた次第であります。

前日よりお世話になりましたが、細部に渡るまで行き届いた接待をいただき、真如臺山主老師、紀綱老師をはじめ、役寮の皆様方、大衆の皆様方、山内の皆様方にこの場を借りて御礼申し上げます。

合掌

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