長福寺の方丈記

道元禅師顕彰碑(どうげんぜんじけんしょうひ)

道元禅師は、日本において曹洞宗を開かれた僧侶で福井県の大本山永平寺の開祖様でいらっしゃいます。

その道元禅師の顕彰碑が鎌倉にあるのを皆さんは、ご存知でいらっしゃいますか?

道元禅師は、宝治元年(1247年)8月から翌2年3月まで鎌倉名越白衣舎にて、

執権北条時頼公や檀那に説法をし授戒を行っており、この歴史的事実を顕彰するものとして、

道元禅師の750回大遠忌を記念して平成14年3月に建立されました。

鎌倉の滞在中、道元禅師の「仏法とは何か」という説法は、時の権力者北条時頼公には伝わりづらいものがあったと思います。

お寺を新しく建て、道元禅師を開祖様にという時頼公の申し出を断り、道元禅師はわずか半年で永平寺に戻られます。

その後、時頼公は、道元の弟子玄明が永平寺に戻る際に寄進状を持たせます。

弟子玄明が、この寄進場を預かったことを喜んでいるのを知った道元禅師は、
玄明を即刻破門追放し、彼が坐禅をしていた僧堂の床と、その下の土をも堀り捨てさせたといわれています。

権力に近づいて己の名誉や欲に走ってはいけないことをほかの修行僧にも示すためだったといわれています。

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只管打坐しかんたざ 只ひたすら座ること 曹洞宗教えが刻まれた顕彰碑

 

晩秋の一日、鎌倉を訪ねた際には、ぜひ、この顕彰碑をお訪ねください。

鶴岡八幡宮の西に位置し、馬場小路を小袋坂へと向かう途中にあります。

 

 

 


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