長福寺の方丈記

大銀杏(おおいちょう)

長福寺の大銀杏は、樹齢200年とされています。

90歳を迎えられた長老の世話人さんのお話しでは、その世話人さんが5,6歳の頃には、

既に今の幹の太さになっていたということです。

毎年この時期に黄金色に輝く銀杏を見上げると、悠久の時の流れを感じ、

代々この長福寺を守られてきた方丈様方の御苦労を忍び、

今ここに長福寺をお守りすることに身が引き締まる思いがいたします。

 

銀杏は、太古の昔から存在していた植物です。

恐竜が歩く大地に銀杏があったことになります。

その後、銀杏は氷河期で全滅してしまいますが、一部中国大陸で生き残った種が世界的に分布されたということです。

ここ10年ぐらいは、銀杏の色づく時期が遅くなったといわれています。

確かに長福寺の銀杏も最近は、12月になってもまだ葉っぱが緑がかっていることが多くなりました。

でも、あと1週間もすれば、黄金に染まった葉が、境内をじゅうたんのように覆い尽くすでしょう。

 

金色の 小さき鳥の形して 銀杏散るなり 夕日の丘に  与謝野 晶子

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