長福寺の方丈記

伽藍大掃除

町並みは、クリスマスが終わると一気にお正月ムードでいっぱいになります。

寺院では、本格的にお正月の準備を始める前に、伽藍の大掃除が行われます。

この時期、テレビでも「すす払い」をしているお寺さんの映像をみることがありますよね。

長福寺でも、通常の清掃作務では、なかなかできないところまで

日にちを分けて清掃を行います。

最近は、いろいろな掃除用具や薬品が販売されていて、あの場所にはこれがいいのではなどと

実際に購入して試したりもしますが、やはり、一番の万能選手は、雑巾ですね。

雑巾を使って、水拭き、乾拭き、これにかなうものは、なかなかみつけることができません。

特に、本堂や、他の木造部分では、化学薬品を使って清掃するのは、木材の変化を恐れてなかなかできません。

また、大掃除の中で、もっとも気を付けなければならないのは、本堂の欄間です。

脚立にまたがりそうっと羽ばたきで彫刻についた僅かなほこりを払います。

ほんの少し力が加わっても、龍のひげや天女の髪飾りがゆれたりするので

慎重に集中して行っています。

 

http://www.choufukuji.or.jp/about/keidai.html

長福寺本堂 欄間

 

お手伝いして下さった皆様のご協力もあり、今では、伽藍は、すっきりピカピカです。

これなら、もういくつなどといわず、すぐにお正月が来てほしい気分ですが、

ここからが、また、お正月の準備で大忙しになります。

悠長なことは言ってられません、精進あるのみです。


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