長福寺の方丈記

小正月(女正月) 

今日15日は、小正月。

二番正月や女正月とも言われています。

この日の朝には、小豆粥を食べる習慣があります。

また、小正月は、お正月の間も忙しく働いた女の人を労う日でもあります。

 

お寺では、大きな行事の時ばかりでなく、普段のお寺の生活でも寺族(じぞく)である女性の働きは、とても大変です。

「寺族」とは住職の奥さんのことで「寺庭夫人」、お檀家様からは「大黒様」などと呼ばれている

お寺の女性のことをいいます。

かつては、僧侶は妻帯をしていませんでしたが、現代では寺族の仕事は同じ御本堂様にお仕えする立場としてとても重要な役を担っております。

大きく分類すれば、先ずは住職を補佐し、寺門の興隆をはかり、住職の後継者の育成、

お檀家様とお寺の架け橋になることがあげられます。

寺族がいなければ現代のお寺は成り立たないといってもよいほどです。

お檀家様がお寺にいらしたとき、まずお話しするのは、寺族の場合が多いと思います。

皆さんとお話しする場合でも、立場が違えば見解も違うこともありますので、

どうしたら良いものだろうか、どうお話したら御理解いただけるかと考えることも多々あるようです。

 

今日でお正月も終わりです。

今年も、寺族をはじめ、師匠である東堂や弟子とともに一丸となってこの長福寺をお守りすべく日々精進しようと思いを新たにしております。


カテゴリ

アーカイブ