長福寺の方丈記

広島原爆の日から70年

今日8月6日は、広島に原爆が投下されてから70年目を迎える日となりました。

被爆者の方々の平均年齢が80歳を超え、この1年で1万人を超える方々が

お亡くなりになり、被爆体験を次の世代にどのように伝えていくかが課題となっております。

また、昨今では、教育の現場である学校で、被爆者の方々が悲惨な経験を語り継ごうとしても、「悲惨過ぎる経験が子供達にショックを与える」「教育カリキュラムに平和教育をいれる時間的な余裕がない」などの理由で申し出を断られるというケースがあるようです。

 

私は、学生時代、広島の原爆資料館を訪ね、原爆の恐ろしさ、悲惨さを目の当たりにし、被爆者の方々の被爆体験を直接、聞いたことがあります。

被爆者の方々が自らの悲惨な体験を話された姿を見て、原爆投下による具体的な被害状況・実態が直接伝わり、平和の尊さをより深く感じることができたことを今でもしっかり覚えております。

そしてその場には、私達学生と被爆者の方々の話が通じ合うようにして下さった教師の方々の存在があったことを、あらためて思い出しました。

 

次世代を担う若い世代に原爆の恐ろしさや、平和の尊さを教えるのは大切なことです。さらに自ら体験された高齢者の体験を聞くことは大事です。

戦争体験を風化させない、平和教育をすることにも、70年の時を経て、工夫や努力をしていかなければならないのですね。

そのことが、世界で唯一の戦争被爆国日本の一人として、未来を考え、再度過ちを犯すことのないように繋がって行くのだと思います。


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